「CSに向けて確認したいこととかしっかりできました」巨人・グリフィンが手応え4回1失点

フェニックス・リーグで先発したグリフィン(カメラ・橋口 真)

◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人4―1ソフトバンク(12日・サンマリン)

 巨人のフォスター・グリフィン投手(29)が12日、フェニックス・リーグのソフトバンク戦で先発し、4回62球を投げ2安打1失点と好投した。16日から本拠・東京Dで始まるCS最終ステージ(S)第3戦の先発へ向け「CSに向けて、確認したいこととか、しっかりできました」と満足げに語った。

 実戦間隔が空いたため、「フォアボールにつながったりもした」と制球にやや苦しみ、1―0の4回2死一、二塁から井上に同点の左前適時打を浴びた。それでも球場表示で147キロだった直球にカットボールなどで毎回の6奪三振。「1個1個の球種を確認することができた」と手応えを口にした。

 ポストシーズン(PS)へ「今後はしっかり配球や組み立てを意識して考えながら過ごしていきたい」と左腕。クールながら内に熱い思いを秘める助っ人がPSでもチームを支える。(水上 智恵)

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