パドレス逃げ切って王手、ポストシーズン4号のタティス「大事なプレーオフで打ててうれしい」

◆米大リーグ・地区シリーズ パドレス6―5ドジャース(8日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレスがドジャースを競り下し、2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 1点を先制されて迎えた2回に大量6点のビッグイニングが生まれた。主砲タティスがポストシーズン4本目の本塁打を放った。タティスは「ゾーン内の厳しいところを突かれたが、直球を待っていて、捉えられそうな直球が来たから思い切り振った」と喜んだ。

 2回は先頭のマチャドが中前打で出塁した。一ゴロ野選で一、三塁とすると、ボガーツも遊ゴロ野選で同点に追いついた。なお一、二塁でペラルタが右翼線を破る2点適時二塁打。クロネンワースが安打で続いて一、三塁とチャンスを広げ、ヒガシオカが中犠飛。アラエスが遊飛に倒れ2死となったが、タティスが左中間へ完璧な当たりの2ランを放った。その後T・ヘルナンデスの満塁弾で6―5と1点差に迫られたが、先発キングから4投手が無失点リレーで逃げ切った。

 パドレスはこれでシリーズ2勝1敗とし、突破まであと1勝とした。

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