【広島】ハーンが帰国「健康で帰ってこられるように」来季残留を熱望 来日1年目は17H、防1・29

テイラー・ハーン

 広島のテイラー・ハーン投手が7日、米国に帰国するため広島を離れた。残留が基本線の来季に向けて「どんな契約になるか分からないけど、健康に帰ってこられることが目標」と語った。

 来日1年目の今季はコンディション不良などによる出遅れもあったが、35登板で1敗2セーブ、17ホールド、防御率1・29という安定感で勝ちパターンの一角を支えた。「4位で終わってしまった。個人的な結果というのは全く関係なく、やっぱりチームとして勝ちきれなかった。優勝したかったというが本音のところ」と悔しさもにじませた。1年間プレーした球団について「選手、裏方もみんな優しくて、ファンも熱狂的。すごくいい経験になりました」と愛着も。シーズン終盤には一時帰国して、夫人の出産に立ち会った。9月13日に誕生した長男ブライソンくんとの対面も心待ちに「もちろん楽しみだし、奥さんも待っている。いいオフを過ごしたい」と、笑顔を浮かべた。

 ハーンとともに、ハッチも広島を離れた。今季は5試合に先発も未勝利(3敗)で防御率7・36。来季については未定。「思い出に残る素晴らしい仲間と出会えた一年になった。チャンスをいただけるのならば、来年もカープで投げたい。この1年でアジャストできたことは来年、生かすことができると思う」と語った。

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