【中日】ビシエド「来季については今後、決める」今季限りで退団 加藤球団本部長「契約を更新しないことを伝えた」

ビシエド

◆JERAセ・リーグ 中日0―2DeNA(6日・バンテリンドーム)

 中日のダヤン・ビシエド内野手(35)が今季限りで退団することが6日、決まった。今季最終のDeNA戦後、加藤球団本部長は「契約を更新しないことを伝えた」と明かした。今季が3年契約の最終年だった。

 ビシエドは2016年に中日に入団。2018年には首位打者と最多安打を獲得。2度のベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞し、多くの栄冠を手にしてきた。9年間で通算958試合に出場し、打率2割8分7厘、139本塁打、549打点をマークした。

 試合後にセレモニーにサプライズ登場。大型ビジョンに姿が映ると、場内はどよめきに包まれた。「ファンへ感謝のあいさつに来た。1軍にいるチームメートにも数か月、会ってなかったし、彼らにグッドラックの気持ちを伝えにきた。9年間、サポートしていただいて感謝している。来季については今後、決める」。最後は、仲間と握手を交わし、別れを惜しんだ。

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