【オリックス】宮城大弥、無念の降雨コールドに涙…規定投球回に満たず最優秀防御率も逃す

オリックス先発の宮城大弥(カメラ・池内 雅彦)

 ◆パ・リーグ 楽天1x―8オリックス=7回表1死降雨コールド=(6日・楽天モバイル)

 オリックス・宮城大弥投手が今季最終戦で無情の雨に天を仰いだ。7回表1死で試合が中断し、そのまま降雨コールド。ベンチでゲームセットを受け止め、悔し涙を流した。スタンドへのあいさつの後には中嶋監督から言葉をかけられ、何度もうなずいた。

 6回3安打1失点で7勝目こそつかんだが、規定投球回まで1回1/3足りなかった。最優秀防御率のタイトルもあと2回1/3を自責0なら獲得していただけに、まさかの結末だった。

 チームは今季最終戦で若月の3号グランドスラムなどで10安打8得点で勝利を飾ったが、宮城の初タイトルに一丸となっていたナインに無念の思いがにじんだ。

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