ヤクルトがDeNA戦力外の西浦直亨をコーチで招へい 現役引退なら正式要請へ

西浦直亨

 ヤクルトがDeNAを戦力外となった西浦直亨内野手(33)をコーチとして招へいすることが4日、分かった。西浦が現役引退を決断した場合には、コーチ就任を正式に要請する見通しだ。チームは6月に2軍打撃コーチだった畠山和洋氏(42)が退団し、コーチが不足していた。

 西浦は法大から2013年ドラフト2位でヤクルトに入団。14年のDeNA戦(神宮)では史上初となる新人開幕戦初打席、初球本塁打の快挙を成し遂げた。パンチ力のある打撃を武器に、21年には正遊撃手として92試合に出場し、打率2割2分3厘、5本塁打、24打点を挙げ、リーグ優勝に貢献。その後は長岡の台頭もあって出場機会が減少し、昨年7月に阪口とのトレードで移籍していた。今季まで通算592試合で打率2割3分6厘、38本塁打、190打点の成績を残している。

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