【オリックス】8選手が戦力外 村西良太「5年も見てもらって…」、宜保翔「ゆっくり考えようかな」

村西良太

 オリックスは3日、村西良太投手、前佑囲斗投手、河内康介投手、宜保翔内野手の支配下4選手と中田惟斗投手、上野響平投手、平野大和外野手、木下元秀外野手の育成4選手に来年度の野球選手契約を結ばないことを通告したと発表した。

 村西ら支配下4選手は育成契約を打診されているとみられる。育成組は中田が現役続行を希望し、上野、平野、木下は未定。

 5年目の村西は通算52試合で2勝3敗、13ホールド1セーブ、防御率5・37。今季は1試合の登板にとどまっていた。「今年はアンダースローにして2年目で、ファームでもあまり良くなかったので。最後はちょっとサイドに戻したんですけど。5年目で結果を残せなかったのはダメでしたね。5年も見てもらっていて、結果を出せなかったことが申し訳なかったと思います」と唇をかんだ。

 前は5年目の今季、救援で自己最多4試合に登板したが、0勝0敗、防御率7・20だった。ウエスタン・リーグでは36登板で同1・98と手応えをつかんでいただけに「とりあえず考える時間がほしいです。今年はしっかり1年通してファームでも投げ切れた。自分の中では結構、手応えがあったんですけど」と胸中を吐露した。

 ドラフト2位・河内はドラフト2位・河内は8月下旬に右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、復帰まで1年以上かかる見込み。育成契約での打診に「復帰して、支配下に戻れるようにまたレベルアップしてやっていくしかない」と気持ちを新たにした。

 6年目の宜保は右肩痛などで22試合の出場にとどまり、「肩を痛めて、ちょっといろいろ長引いたというか、うまくいかない時期は最初あったんですけど、最近はどんどん良くなってきた。(育成契約の打診などの今後については)ゆっくり考えようかなと思っています」と口にした。

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