【広島】新井監督「来年につなげてもらいたい」田村のV打で球団最悪の敵地13連敗は回避/一問一答
◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―5広島(3日・神宮)
広島は、今季の敵地最終戦で球団ワーストタイのビジター連敗を12で止めた。1―1同点の9回1死満塁、21歳・田村俊介外野手が決勝の2点二塁打。先発・大瀬良は4回1失点も、83球で降板。今季6勝6敗で3年ぶりの勝ち越しは逃したものの、防御率1・86で自身初の1点台フィニッシュ。4番手で8回を無失点に抑えた島内が、救援だけで床田のチーム最多に並ぶ11勝目(6敗)を手にした。前夜2日に、8月終了時に首位だったチームとしてプロ野球史上初のBクラスは確定。移動日を挟み、5日に今季限りで現役引退する野村が先発する今季最終戦・ヤクルト戦(マツダ)に臨む。
―大瀬良投手は4回1失点で降板。当初の予定通りか
「そんな感じ」
―防御率1点台でシーズンを終えた
「よく頑張ったと思います。昨年悔しい思いをしたと思う。今年なかなか前半戦はいい投球をしながら打線が援護できなくて、勝ち星につなげることができなかったんですけど、防御率1点台というのは素晴らしいことだと思うし、1年間よく頑張ったと思います」
―9回は田村選手が勝負強さを見せた
「よく打ったよね。ナイスバッティングだったし、来年につなげてほしいと思います」
―田村選手は周囲の期待が大きかったシーズンだったが、苦しんだ
「彼にとっては悔しい経験もしたと思うけど、いい経験になったんじゃないかなと。これをつなげてもらいたいね、来年に」
―なかなか勝てなかったビジター最終戦に勝利
「それは素直にホッとしているというか、うれしいです。今日も平日にもかかわらず、こういう状況にもかかわらず、こんなに応援に来ていただいて『1年間ありがとうございます』という気持ちです」
10/03 21:57
スポーツ報知