タイガースが8回に再逆転し地区シリーズ進出決定 アストロズの菊池雄星は出番無く終戦 

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ アストロズ2―5タイガース(2日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク) 

 米大リーグのワイルドカードシリーズ第2戦が2日(日本時間3日)行われ、タイガースが逆転勝ちし2連勝で10年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。5日(同6日)から中地区優勝のガーディアンズと戦う。

 両軍無得点の試合は6回から動いた。タイガースがパーカー・メドーズの右翼ポール際への1号ソロで先制。すると7回裏、アストロズは死球と連続安打で無死満塁のチャンスに、一ゴロと右翼への犠邪飛で逆転した。

 ところが8回、アストロズの3番手プレスリーが乱調。1死から連続安打で一、三塁。ここで暴投で同点となった。1死一、二塁から今季34セーブを挙げた抑えのヘイダーを投入したが、四球で2死満塁となった場面で、代打イバネスに1―2からのシンカーを左翼線に運ばれた。満塁の走者が生還する値千金の二塁打。熱狂する三塁ベンチと裏腹にスタジアムは静まり返った。

 勝てば第3戦の先発だった菊池雄星投手は、試合中から急ぎの登板に備えていたが出番無く、今シーズンが終了した。

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