【巨人】吉川尚輝が偉業 二塁で全試合先発出場は千葉茂以来球団72年ぶり

1回表の守備に就いた吉川尚輝(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆JERAセ・リーグ 巨人4―2DeNA(2日・東京ドーム)

 巨人の吉川尚輝内野手が偉業を達成した。

 レギュラーシーズン最終戦に「3番・二塁」で先発。初回の守備につき、その裏の打席で代打中山が送られた。

 9月26日のDeNA戦で内角球を避けた際にろっ骨付近を痛め、痛みに耐えて優勝に導いた。141試合目で優勝が決まったことで、それ以降は首脳陣が無理をさせない判断をし、29日のヤクルト戦(神宮)に続き、この日も守備にはついて、患部への負担が大きい打撃は行わず交代となった。

 今季成績は143試合で154安打、打率2割8分7厘、5本塁打、46打点。巨人の二塁手でシーズン全試合先発出場は、1949、年、1951年、1952年の千葉茂以来2人目で球団72年ぶりの偉業となった。

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