パドレスが初回にたった7球で2点先取、アレス安打&タティスが2ラン ダルビッシュ有はブルペンで拍手

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ パドレス―ブレーブス(1日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ナ・リーグ西地区2位でポストシーズンに駒を進めたパドレスが、初回にたった2人、7球で2点の先取点を奪った。

 1回表に2死一、三塁のピンチを迎えたが、先発右腕・キングがソレアから空振り三振を奪って無失点。すると1回裏には先頭のアラエスがフルカウントから7球目の直球をはじき返して左前安打で出塁した。ドジャース大谷翔平投手(30)を上回って首位打者に輝いたヒットメーカーがチャンスを作ると、21年本塁打王の2番タティスが初球を左翼席に運んで2ランで先取点を奪い、本拠地は大きく盛り上がった。ブルペンで待機しているダルビッシュ有投手(38)も立ち上がって拍手を送っていた。

 ブレーブスは前日の9月30日(同10月1日)にダブルヘッダーを戦い、投手3冠のエース左腕・セールが背中を痛めて登板できないことなどもあって、先発のマウンドには今年5月に1度先発しただけの21歳右腕・スミスシャバーが上がったが、立ち上がりで出鼻をくじかれた。

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