【阪神】片山雄哉が涙…今季2軍戦の打率3割1分も戦力外通告「自分の限界まで最後まで戦い続けたい」

田中秀太コーチ(右)に挨拶をする戦力外通告を受けた片山雄哉(左)(カメラ・岩田 大補)

 阪神は1日、片山雄哉捕手に来季契約を結ばないことを通達したと発表した。

 片山はBCリーグ・福井から2018年育成ドラフト1位で阪神に入団。プロ6年間で1軍出場2試合に終わったが、今季は2軍90試合で打率3割1分、2本塁打、21打点と持ち味のバットでアピールした。

 鳴尾浜で2軍首脳陣に最後のあいさつを行い、抱き合って涙を流した。「なかなか1軍の輪に入れなかったので、どうしても、悔しいというか、やるせないというか、難しいですけど」と一言一言をかみしめるように言葉を紡いだ。現役続行希望で「まだまだ体は元気ですし、自分の中でもまだ成長できる、まだまだ強くなれる、うまくなれるっていう気持ちはあるので。まだまだチャレンジしていきたい気持ちはもちろんありますし、自分の限界まで最後まで戦い続けたい気持ちはあります」と話した。

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