大谷翔平、後半戦だけでともにメジャー最多の25本塁打&35盗塁 69年ぶり史上2人目の快挙へ残り1試合

◆米大リーグ ロッキーズ2―13ドジャース(28日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。6回に日本人選手最多をさらに更新する58個目の盗塁をマークした。7月22日の失敗を最後に、35回連続成功となった。

 この日は5回先頭の第3打席に四球を選び、一度は二盗が記録されたが、ボークだったと後に記録が訂正された。それでも、6回先頭の第4打席で右前打を放ち、二盗を決めて今季58盗塁とした。打っては5打数2安打で打率3割1分に上げた。本塁打、打点の2冠は決定的な状況で、打率もトップのアラエス(パドレス)とは4厘差。29日(同30日)のレギュラーシーズン最終戦で逆転での首位打者と3冠王を狙う。

 MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、大谷の後半戦25本塁打、35盗塁はともにメジャー全体で最多。1933年に第1回オールスターが開催されて以降、後半戦の本塁打、盗塁がともにMLB全体で1位だったのは1955年のW・メイズ(ジャイアンツ)だけで、大谷は史上2人目の記録も手に入れることとなりそうだ。

ジャンルで探す