フィリーズ敗戦でドジャースの最高勝率確定 過去10年3チームが世界一も3年連続地区シリーズ敗退中

◆米大リーグ フィリーズ3―6ナショナルズ(28日・米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ア・リーグ東地区優勝のフィリーズが28日(日本時間29日)、本拠のナショナルズ戦に敗れ94勝67敗。最終日に勝っても96勝しているドジャースに追いつけず、ドジャースのメジャー最高勝率が決まった。

 過去10年のメジャー最高勝率チームのポストシーズンの結果を出すと、

 ▽2014年 エンゼルス=98勝64敗(地区シリーズ敗退)

 ▽2015年 カージナルス=100勝62敗(地区シリーズ敗退)

 ▽2016年 カブス=103勝58敗1分け(ワールドシリーズ優勝)

 ▽2017年 ドジャース=104勝58敗(ワールドシリーズ敗退)

 ▽2018年 レッドソックス=108勝54敗(ワールドシリーズ優勝)

 ▽2019年 アストロズ=107勝58敗(ワールドシリーズ敗退)

 2020年 ドジャース=43勝17敗(ワールドシリーズ優勝)

 ▽2021年 ジャイアンツ=107勝55敗(地区シリーズ敗退)

 ▽2022年 ドジャース=111勝51敗(地区シリーズ敗退)

 ▽2023年 ブレーブス=104勝58敗(地区シリーズ敗退)

 世界一になったのは3チームで最近3年は最初の地区シリーズで姿を消している番狂わせが続いている。ただ、地区シリーズを勝ち上がったチームはワールドシリーズまで進出しており、ドジャースにとっては2年連続敗れている地区シリーズ突破が鍵になりそうだ。

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