【巨人】9回に登板し大勢につないだ高梨雄平「こんないいマウンド、人生でなかなかないなと思って投げました」

9回に登板した高梨雄平(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 広島1―8巨人(28日・マツダスタジアム)

 巨人が広島に勝ち、4年ぶり48度目(1リーグ時代を含む)のリーグ制覇を達成した。阿部慎之助監督は就任1年目での優勝となった。

 7点リードの9回のマウンドには、今季ここまで49試合に登板の左腕・高梨雄平投手があがった。坂倉将吾捕手を左飛、田村俊介外野手を投ゴロと左打者2人を打ち取ったところで守護神・大勢投手に交代。大勢は代打・二俣翔一内野手に中前打を許したが、末包昇大雅外野手を二ゴロに打ち取り、試合を締めた。

 高梨は、決まった瞬間について「いや~、うれしい~うれしいですね。コロナのときもありましたけど、また全然違う。これだけ、ワっ!とやる感じが最高ですね」と、コロナ禍での優勝だった2020年とは違う景色を喜び、「投げさせてもらったし、展開的にも投げさせてもらえたので、またそれもより、返ってきて大勢も投げてよかったですね」と話した。

 登板を楽しめたか?との問いには「はい、ちょっと緊張したんですよ、肩を作っているときは、でもなんか途中で楽しまないと、楽しまないと、というか、楽しくなってきちゃってこんないいマウンド、人生でなかなかないなと思って投げました」と話した。

 9回の登板は予定通りだったかと問われると「そうです。もう5点差のときに2人いってって感じだったので。最高ですね。めっちゃうれしい」と大喜びだった。

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