【巨人】女房役・小林誠司がタイムリー「泥臭くなんとかするという気持ちで」 菅野智之は6回まで1失点…優勝へマジック「1」

6回2死一、三塁、小林誠司が右前適時打(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 広島―巨人(28日・マツダスタジアム)

 4年ぶりのセ・リーグ制覇へ優勝マジック1としてる巨人の小林誠司捕手がタイムリーを放った。

 2―1と勝ち越した6回2死一、三塁で打席に立った小林は、広島の2番手・森浦大輔 の4球目を捉え、右前適時打を放ちガッツポーズ。リードを2点に広げた。優勝がかかった一戦で、勝負強さを発揮した。

 この回は、先頭の吉川尚輝内野手が3打席連続ヒットとなる左前打で出塁。岡本和真内野手は追い込まれながら、広島の先発・森下暢仁投手のカットボールを左中間に運ぶ二塁打を放ち、一塁から吉川が生還し勝ち越し。

 続く坂本勇人内野手の一ゴロで岡本和が三塁へ進み1死三塁。ここで、森下が治療のためとのアナウンスでベンチに下がり、そのまま降板し、森浦投手が登板。浅野翔吾外野手はストレートに空振り三振、門脇誠内野手は申告敬遠で2死一、三塁となり、小林が貴重な3点目を挙げた。「みんなが繋いでくれたチャンスでしたので、泥臭くなんとかするという気持ちでいきました。打ててよかったです」とコメントした。

 先発の菅野智之投手は小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで15勝目を目指し、6回まで81球を投げ、5安打1失点と力投している。

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