【DeNA】大洋時代の1982年以来42年ぶりのイースタン・リーグ優勝 青山道雄2軍監督「チーム一丸の成果が出た」

42年ぶりに優勝し、5度胴上げされる青山2軍監督(球団提供)

◆イースタン・リーグ DeNA8―0ロッテ(28日・横須賀)

 DeNAが大洋時代の1982年以来42年ぶり、4度目のイースタン・リーグ優勝を果たした。

 先発した育成の庄司が6回4安打無失点と好投した。2番手には左肩の肉離れで離脱していた石田健が約3か月ぶりの実戦復帰で1回を無安打無失点。3番手の山崎、4番手の育成・渡辺も得点を許さず、完封リレーで試合を締めた。

 打線も初回に石上の先制ソロ、松尾の適時二塁打でリードを奪うと、3回にも井上が適時二塁打、松尾が犠飛を放った。6回には西浦が適時打を打つと、ゲーム参加の度会と井上が2者連続で押し出し四球を選び、再び松尾が犠飛を放つなど一挙4点を追加した。

 試合後、5度胴上げされた青山道雄2軍監督は「戦い方は育成中や1軍準備をしている選手もいるので難しかった。それでも、(シーズン)後半はいい順位にいることで、勝つことが選手の成長につながっていると身にしみて感じていた」と話し「本当に選手たちが頑張ってくれた。チーム一丸の成果が出た」とねぎらいの言葉をかけた。

 今後は、10月5日に宮崎で行われるファーム選手権(サンマリン宮崎)でウエスタン・リーグ優勝のソフトバンクと対戦する。

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