【楽天】田中将大が今季1軍初登板 5回6安打4失点でリードを許し降板

4回、満塁のピンチにタオルで汗をぬぐう田中将大(カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ 楽天―オリックス(28日・楽天モバイルパーク)

 楽天の田中将大投手が、今季1軍初登板。5回93球を投げ6安打4失点でマウンドを降りた。

 初回、1死から西野に初安打となる右前打を許すと、森にも四球を与え2死一、二塁。ここは紅林を中飛に抑えピンチを切り抜けた。

 初回の攻撃で浅村の適時打で1点の援護をもらい、2回は四球の走者を許しながらも無失点。3回は1番からの好打順を3者凡退に抑えた。

 しかし4回、先頭の森に左前打を許すと、紅林は一塁強襲の内野安打、西川に右前打と3連打を浴び無死満塁。続くセデーニョに右犠飛を打たれ同点とされた。さらに1死二、三塁から、渡部のスクイズと若月の右前適時打で一挙3失点。逆転を許した。

 5回も続投したが、太田に一発を浴び追加点を奪われた。

 昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けた田中は開幕から状態が上がらず、昨年10月2日以来、362日ぶりの1軍登板。今季初登板での初勝利を目指したが、日米通算198勝目はならなかった。

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