西武・武内夏暉がプレミア12最終候補入り 佐々木朗希はメンバー外か

西武・武内夏暉と日本ハム・五十幡亮汰

 侍ジャパンのスタッフ会議が27日、都内で開かれ、西武の武内夏暉投手(23)、日本ハムの五十幡亮汰外野手(25)が「ラグザスpresents 第3回WBSCプレミア12」(11月9~24日)の最終メンバー候補に入ったことが分かった。

 次回26年の第6回WBCまで続投することを26日に表明した井端監督が、トップチーム初選出となる新鮮なメンバーを加える。西武のドラフト1位左腕・武内は1年目から先発ローテの一角を担い、侍ジャパンの吉見投手コーチが視察した23日の日本ハム戦で9勝目。井端ジャパンでも先発を任される可能性が高い。

 日本ハム4年目で50メートル走5秒6の脚力を誇る五十幡は開幕から代走をメインに起用され、自己最多の18盗塁をマーク。6年ぶりのAクラス入りに貢献し、新庄監督も「(相手の)重圧になるし三塁走者なら何でもできる」と絶大な信頼を寄せる。プレミア12でも、勝負どころの代走として重宝されそうだ。

 ヤクルトの村上、阪神の才木、森下や楽天の辰己らも最終メンバー候補入り。一方で、今季開幕前はプレミア12のエース格として期待されたロッテ・佐々木のメンバー入りは見送られたとみられる。26日に「次回WBCも最強チームを結成し、連覇を飾れるよう全身全霊をささげ臨みます」と決意を明かした井端監督。新戦力に経験を積ませた上でプレミア12連覇を勝ち取り、最強チームづくりにつなげる。

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