大谷翔平にロバーツ監督「今やっていることを続けてやってくれ」 勝てば地区優勝決定「プレーオフの環境」

ドジャース・ロバーツ監督

◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日午前11時10分開始予定)、本拠地・パドレス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。地区優勝へのマジックは「2」。3ゲーム差の2位パドレスとの直接対決のため、この試合で勝てば、ドジャースが3年連続の地区優勝が決まる。大谷はここまで「53本塁打&56盗塁」で打率3割3厘、125打点。残り4試合でどこまで成績を残せるかにも注目だ。

 試合前に取材に応じたロバーツ監督は、メジャー初の地区優勝争いをして、プレーオフ進出を決めた大谷について問われると「メジャーリーグのポストシーズンでプレーするのは彼にとってすべてが初めてのこと。彼がずっと待ち焦がれていたことでもある」と分析し、「彼はダグアウトにいるはずなのに、(打順を間違えて)ネクストバッターズサークルにいるほど熱が入っている」と証言した。

 初のプレーオフを迎える大谷への助言を問われると「今やっていることを続けてやってくれ、だな。今日はプレーオフの環境だ。プレーオフに出るチームが相手(パドレス)。彼は何かいつもと違う事をやる必要はないと思っている」と話した。

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