Wソックス、延長10回サヨナラ勝ちでワースト新の121敗免れる ベニンテンディ3度目のサヨナラ打 

◆米大リーグ ホワイトソックス4x―3エンゼルス=延長10回=(25日・米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレイトフィールド)

 ホワイトソックスが25日(日本時間26日)、本拠のエンゼルス戦、延長10回にベニンテンディの左前適時打でサヨナラ勝ちし、1901年以降のワースト記録、1962年メッツの120敗を塗り替える121敗目は免れた。

 2点を先取しながら2度追いつかれ、流れはエンゼルスに移ったかと思われた。だが、延長10回の無死一、二塁のピンチを併殺打で切り抜けると、その裏1死二塁からベニンテンディが左前適時打。昨日の逆転劇で約1000人増えた観衆(1万8423人)が熱狂と化した。

 今季のサヨナラ劇は3度目。過去2度もベニンテンディがサヨナラアーチをかけており「サヨナラ男」の面目躍如だった。

 残り4試合、120敗でとどまるのかどうか。そして、現在2割4分1厘の勝率。1916年アスレチックスの作った2割3分5厘(メッツは2割5分)の最低勝率記録の更新も免れるだろうか。

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