パドレスがドジャース戦4連勝で2ゲーム差…大逆転Vに望み 2年ぶりポストシーズン進出 最後は三重殺

◆米大リーグ ドジャース2―4パドレス(24日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区2位のパドレスが首位のドジャースとの直接対決3連戦の初戦を制し、2ゲーム差に縮めた。対ド軍は4連勝となり、残り5試合での大逆転優勝に望みをつなぐとともにまずは2年ぶりのポストシーズン進出を決めた。

 初回無死二塁から遊撃・ボガーツの失策で1点を先制されたが、2回にクロネンワースが逆転の17号2ラン。4回にはボガーツ、クロネンワースの連続適時打で2点を加えた。投げては先発のキングが5回3安打1失点と好投。6回以降は盤石のリリーフ陣が大谷翔平投手(30)がけん引するドジャース打線を封じた。最後は元阪神の守護神・スアレスが1点を失ったが、9回無死一、二塁でロハスを三ゴロ三重殺に仕留めた。

 この日からはナ・リーグ西地区首位のド軍と3ゲーム差で2位のパ軍の直接対決。ドジャースは3連戦で2勝すれば3年連続の地区優勝が決まる状況で、この日勝利すればマジック2が再点灯していたが、最短優勝は26日(同27日)に伸びた。

 ダルビッシュ有投手(38)、松井裕樹投手(28)が所属するパドレスは3連勝すると逆にマジック3が点灯する。この日の勝利で後半戦は41勝17敗の貯金24。MLB最高の快進撃が止まらず、ドジャースを猛追している。今季の両軍の対戦成績はパ軍が8勝3敗と圧倒しており、25日(同26日)の第2戦はチーム最多の14勝を挙げているシースを先発に立て、連勝を狙う。

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