【オリックス】ゴンザレス、現役引退を発表「日本は特別な場所として心の中に残り続けます」

マーウィン・ゴンザレス 

 オリックスは25日、マーウィン・ゴンザレス内野手が今季限りで現役引退すると発表した。

 ゴンザレスは2017年にアストロズで打率3割3厘、23本塁打、90打点をマークするなど、メジャー通算107本塁打を記録したスイッチヒッター。守備の名手としても知られ、23年にオリックス入団後は複数ポジションをこなして、リーグ3連覇に貢献した。今季は故障に苦しみ、23試合の出場で打率1割3分1厘、1本塁打、2打点。NPB通算107試合で打率2割3厘、13本塁打、40打点だった。

 後輩の面倒見も良く、助っ人勢に限らず、山本由伸(現ドジャース)ら日本人選手からも尊敬され、慕われる存在だった。

 ゴンザレスの球団を通じたコメントは下記の通り。

 「日本での素晴らしい2年間を終え、皆様にお別れを伝える日を迎えました。チームメート、首脳陣、ファンの皆様には、私のことをあたたかく迎え入れてくれて、感謝しかありません。言葉の壁があるにもかかわらず、皆とすぐに絆を深めることができ、フィールド上での全ての瞬間が特別なものとなりました。日本でプレーしたことは人生を変える経験となり、特に家族とともに日本での時間を過ごせたことは、かけがえのない思い出となりました。日本は特別な場所として、これからも私たちの心の中に残り続けます。今日を迎えるまでに、日本でプレーする機会をいただけたこと、思い出や友情に感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の世界に私を迎え入れてくれて、いつも応援してくれて、ありがとうございました。皆様を心から尊敬しています。アリガトウゴザイマス」

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