ホワイトソックス、8回奇跡の逆転でワースト新記録の121敗目は免れる 

 ◆米大リーグ ホワイトソックス3―2エンゼルス(24日・米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレイトフィールド)

 ホワイトソックスが24日(日本時間25日)、本拠のエンゼルス戦、8回に奇跡の逆転劇で3―2で勝利。1901年以降のワースト記録となる1962年メッツの120敗を塗り替える121敗目は免れた。

 0―2で迎え敗色濃厚だった8回。ホワイトソックスは1死からデローチとラモスの連続二塁打で1点差。ソーサ四球で1死一、二塁もロペスが右飛で2アウトになった。

 ここでロベルトは二塁後方に平凡なフライ。この打球を捕球態勢に入っていた二塁ラモスが捕れず(記録は安打)同点。続くベニンテンディが左前に決勝タイムリーを放った。

 9回はアンダーソンが抑え込んで16日以来の白星37勝目。121敗寸前からの逆転劇でワースト記録をひとまず阻止。残り5試合、どんな試合を見せてワースト記録をどこまで更新するのか、それとも120敗でとどまるのか。

 なお、勝率は依然2割3分6厘。1916年のアスレチックスは2割3分5厘(メッツは2割5分)だった。

ジャンルで探す