【中日】4月9日以来の4連勝 先発・松木平の好投に4番・石川昂弥が奮起

中日・石川昂弥

◆JERAセ・リーグ 中日1―0広島(23日・バンテリンドーム)

 中日が接戦を制して、4月9日以来、今季2度目の4連勝を飾った。

 先発・松木平は、6回1安打無失点の好投で今季2勝目。2回に、坂倉に左翼線への二塁打を許し、得点圏に走者を背負ったが、以降は二塁を踏ませず、無安打投球を披露した。

 若き右腕の熱投に4番が奮起した。0―0の6回2死一塁。直近2試合で無安打だった石川昂が、フルカウントから先発・森が投じた132キロのチェンジアップを右中間へはじき返した。一塁走者の福永がホームに生還。12打席ぶりの安打が決勝打となり、「追い込まれていたけど、コンパクトに打つことができた」とうなずいた。

 これで、7試合連続での4番起用。今季最多となる3万6320人の観客を前に、「いずれは4番を打ち続けるような選手になりたいと思いますし、そのために、残り試合も結果を残したい」と、さらなる飛躍を誓った。

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