【阪神】天王山敗れ逆転V絶望的 首位・巨人と残り5戦で2差に 打線が再三の好機生かせず「1―0」返し食らう

ベンチから戦況を見つめる岡田彰布監督(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1巨人(23日・甲子園)

 阪神が首位・巨人に敗れ、ゲーム差は2に広がった。甲子園の連勝は「5」でストップ。残り5戦で逆転Vは絶望的な状況に追い込まれた。

 両軍無得点の7回だった。先発・高橋が先頭・吉川、岡本和に連続安打を浴び無死一、三塁。代打・坂本に右前適時打を献上した。

 高橋は6回まで被安打2と圧倒的な投球を続けていたが、対巨人戦では20年以来23イニングぶりの失点。6回0/3を5安打1失点で今季初黒星を喫した。

 打線は初回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたものの無得点。6回無死二塁でも後続が凡退した。今季17度目の完封負けで好投を続ける高橋を援護できなかった。前日22日は1―0で勝利。シーズン最終盤の大一番で、「1―0」返しを食らった。

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