【高校野球】7回まさか5失点… 東北がタイブレークの末に競り負けて来春センバツ絶望的

2回戦で敗れ、ベンチ前に整列する東北の選手たち

◆秋季高校野球宮城県大会▽2回戦 東北8―9仙台一(延長10回タイブレーク、23日・石巻市民)

 東北が仙台一に8―9で競り負けて2回戦で姿を消し、来春のセンバツ出場が絶望的となった。1回に4番・川原輝陽一塁手(2年)の左前適時打で1点を先制。だが7回に連打を浴び、この回だけで3失策を喫するなど守備の乱れも含めて5点を奪われた。それでも8回に3連打などで1点差とし、続く1死二、三塁で途中出場の柴田悠斗遊撃手(2年)が左中間を破るタイムリー三塁打で6―5と逆転。だが9回に暴投で追いつかれると、タイブレーク方式となった延長10回表に3点を失い、裏の攻撃も2点にとどまった。

 チームはこれまで春20度、夏22度の計42度甲子園に出場。2年前の22年秋は県大会優勝、東北大会準優勝で翌23年のセンバツに出場した。今秋も中部地区予選で仙台育英を倒すなど地区優勝を果たしたが、県大会では初戦で敗れた。

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