第1回WBC韓国代表5本塁打 06年巨人4番打率・323、41本塁打、108打点 韓国で大人気アジアの大砲

 李承ヨプも鮮烈な活躍を見せた外国人野手だ。

 1976年8月18日、韓国出身。韓国サムスンで467本塁打を放ち、国民的人気を誇った。

 日本でも記憶に残るのは2000年シドニー五輪。3位決定戦で松坂大輔から決勝打を放った。

 04年にロッテ入り。05年、阪神との日本シリーズでは3本塁打で日本一に貢献した。

 06年に巨人入り。開幕前の第1回WBCでは韓国代表として5本塁打の活躍を披露した。原監督は李承ヨプを開幕の横浜戦(東京D)から4番に据える(巨人歴代70代)。期待に応え、5回の1号アーチを含む2打数2安打3四球3打点。このシーズン4番を外れたのは3試合だけで、打率・323、41本塁打、108打点と見事に主砲の働きを見せた。

 08年は前年に敗れた中日とのクライマックスシリーズで2本塁打、4打点、日本シリーズ進出に導いた。

 10年に退団、オリックス移籍後、韓国に戻り、現在は斗山ベアーズ監督を務めている。

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