大谷翔平が自身のTシャツ配布デーの試合前にブルペンで術後最多32球 山本由伸やロバーツ監督も注目

大谷の投球を見守るロバーツ監督(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日午前10時10分開始予定)、本拠地・ロッキーズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。直近2試合は4本塁打を放つなど、10打数9安打12打点、3盗塁。「52本塁打&52盗塁」としているが、残り8試合でどこまで成績を伸ばせるかに注目だ。

 大谷は試合前、キャッチボールを終えると、ファンが多く見守る左翼のブルペンへ移動。変化球を交えながら、昨年9月の右肘手術後8度目の投球練習で最多となる32球を投げ込んだ。投球練習の様子を、ブルペン外の捕手後方から山本由伸投手(26)、D・ロバーツ監督(52)らが興味深そうに見守っていた。

 この日はレギュラーシーズンで今季最後となる本拠地での土曜日の試合。来場者には大谷Tシャツが配布される一戦とあって、試合開始5時間以上前から球場外には行列が出来ていた。大谷&デコピンボブルヘッド人形が配布されて愛犬のデコピンが始球式を行った8月28日(同29日)の本拠地・オリオールズ戦でも先頭打者本塁打を放っており、主役の活躍に注目が集まっている。

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