【阪神】佐藤輝明が激闘に終止符を打つ豪快決勝弾!首位・巨人と再び2ゲーム差、いざ22日から天王山

8回無死満塁、 生還した大山悠輔(左から2人目)を笑顔で迎える岡田彰布監督(中=カメラ・小泉 洋樹)

◆JERAセ・リーグ DeNA5―6阪神=延長10回=(21日・横浜)

 大逆転での連覇を狙う2位の阪神が激闘を制した。首位・巨人と2ゲーム差に接近した。5―5の延長10回1死。佐藤輝がウェンデルケンの148キロ直球を完璧に捉え、左翼席に突き刺した。4試合ぶりのアーチで連覇に望みをつないだ。22日から宿敵との天王山に挑む。

 先取点は阪神だった。0―0の3回。先頭・近本が“長嶋茂雄超え”の通算927安打目となる中前打で出塁し、その後に大山が左前適時打を放った。なお続く2死一、二塁のチャンスで井上が3号3ラン。一挙4得点で主導権を握った。

 しかし、5回に先発・青柳が崩れる。2死から佐野に四球。続くオースティンに左前打を許したところで降板となった。2番手で島本が中継ぎ登板したが、代打・宮崎に逆転3ランを献上。左腕は、マウンド上で立ち尽くすしかなかった。

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