【巨人】1回に3点を先制 吉川尚輝が適時二塁打&好走塁「バント失敗していたので、取り返すつもりで振り抜きました」

1回無死一、三塁、適時二塁打を放つ吉川尚輝(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ 巨人―DeNA(19日・東京ドーム)

 巨人・戸郷翔征投手が自己最多タイの12勝目を目指して先発。巨人は1回に3点を先取した。

 先頭の丸佳浩外野手が初球をとらえた右中間二塁打で出塁し、浅野翔吾外野手は四球を選び無死一、二塁。吉川尚輝内野手の打席でバントの構えで二塁を飛び出した丸はけん制球の間に三塁へ進み一、三塁とすると、吉川はヒッティングに切り替え右中間を破る二塁打を放ち、1点を先制。

 岡本和真内野手は申告敬遠で無死満塁とDeNAの先発・ケイ投手を攻め、大城卓三捕手の左犠邪飛で三塁から浅野がかえり2点目。さらにモンテス内野手の一邪飛で二塁から吉川が隙を突いてタッチアップ、三塁への送球がそれる間にホームを陥れ、3点目を挙げた。

 先制の適時二塁打の吉川は「バント失敗していたので、その失敗を取り返すつもりで切り替えて振り抜きました」とコメント。犠飛で2点目を挙げた大城卓は「最低限の仕事はできたかなと思います。追加点になり良かったです」と話した。

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