「最後マジ“緊張剛志”」新庄監督ヒヤヒヤ1点差勝利 先発・山崎は史上8人目偉業に「ホッとしてます」
◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほPayPay)
日本ハム・山崎が意地の熱投で眼前での胴上げを阻止した。連敗なら最短18日にソフトバンクの優勝が決まる直接対決第1ラウンドで6回4安打1失点。20年のロッテ・美馬以来、史上8人目となるFA移籍1年目での10勝に乗せ「強い気持ちを持ってマウンドに上がった。チームに迷惑をかけていたのでホッとしています」と充実の汗を拭った。
前回4日の同戦(みずほペイペイ)では3回5失点KO。中12日での復帰戦でリベンジした。抹消中、新庄監督に助言されたのは宝刀チェンジアップを生かすために直球をもう一度見直すこと。6回2死三塁では気迫の内角141キロでピンチを脱し「キレがあったね」とボスをうならせた。
政権3年目で初のシーズン勝ち越しを決めた指揮官は、逆転での1点差勝利に「最後マジ“緊張剛志”」。
7連敗を喫するなど前半戦は力の差を見せつけられていたタカに、シーズン最終盤で5連勝。CSでの“下克上”も現実味を帯びてきた。(堀内 啓太)
09/18 06:00
スポーツ報知