負ければマジック消滅のドジャース、3回に先取点献上…10試合白星なしの右腕が1イニング3四球で自滅

◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(15日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、敵地・ブレーブス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、両軍無得点で3回1死走者なしの2打席目は見逃し三振に倒れて、2打席連続三振で11打席連続無安打となった。

 2回までは両軍無得点で進んだ試合だったが、3回に19年に14勝、21年に16勝と実績のあるドジャース先発のビューラーが崩れた。1死走者なしから四球、打撃妨害(捕手)、四球で満塁のピンチを迎えると、押し出し四球で先取点を献上。続く打者は二ゴロに打ち取ったかのように見えたが、アウトを取ることができず(記録は内野安打)でさらに1点を追加された。5月18日(同19日)の今季初勝利を最後に10試合連続で勝利のないビューラーが1イニング3四球で自滅する形で先取点を献上した。

 ドジャースは先発投手陣が安定せず直近5戦で4敗の2連敗中。地区優勝へのマジックを「11」としているが、この試合で敗れると、2位パドレスとの差が「2・5ゲーム」となり、マジックが消滅する。

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