「しんどいのは間違いないけど、僕だけじゃないので。この数試合で順位が決まる」巨人ベテラン右腕が覚悟の中4日先発

強めのキャッチボールで調整する菅野(カメラ・上村 尚平) 

 巨人・菅野智之投手(34)がリーグ単独トップかつ沢村賞を獲得した18年以来の15勝目へ、15日の中日戦(東京D)に先発する。レギュラーシーズンで中4日での登板は21年9月12日・広島戦(マツダ)以来3年ぶり4度目。チームの連敗ストップがかかる大事なマウンドになる。14日は本拠地で最終調整し「(中)6に比べてもしんどいのは間違いないけど、しんどいのは僕だけじゃないので。この数試合で順位が決まると思うので、頑張ります」と気合をにじませた。

 中8日で臨んだ前回10日・広島戦(マツダ)は5回1安打無失点で白星。カード頭として流れを呼び込み、チームも同一カード3連勝を飾っていた。首位攻防戦での快投を経て、今回の相手・中日とは今季5戦5勝、防御率1・04と好相性を誇る。「何回もやっているし、嫌な部分の方が多いですよ。対策も練ってくると思う。でも、それの繰り返し。そこもはねのけて」。4年ぶりのリーグVへ迎えた正念場。チームを何度も救ってきた男が連敗も止める。

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