【広島】九里亜蓮、2回にソロ被弾も…執念の打撃でスタンド大歓声 8球連続ファウルの13球の粘り

広島・九里亜蓮

◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(3日・マツダスタジアム)

 広島の九里亜蓮投手が、8球連続のファウルで粘る執念の打撃でスタンドを沸かせた。

 3回2死無走者で迎えた打席。3ボール1ストライクから8球連続ファウル。最後は鋭い打球の右飛に倒れたものの、阪神の先発・大竹に13球を投げさせた。試合前まで23打席無安打と決して打撃が得意ではないが、自身の直前まで打者8人が33球で無安打に抑え込まれていた左腕にボディーブローを打ち込んだ。

 “本業”の投球では、2回1死から佐藤輝にソロを浴び、先取点を献上した。チームは大竹に対し、昨季から9戦で7勝を献上している。投球でも粘りを見せ、チームの白星をたぐり寄せる。

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