藤浪晋太郎 3度目のリハビリ登板は全8球ストライクで3者凡退 自らを「ノーコン」呼びも完璧投球
右肩の張りのため60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・藤浪晋太郎投手(30)が2日(日本時間3日)、3度目のリハビリ登板に臨んだ。傘下2Aビンガムトンの一員として、1点ビハインドの6回から3番手で登板し、1イニング8球を投げて、2三振を含む3者凡退と完璧投球を披露した。
2番からの打線を相手に、先頭を3球で見逃し三振に取ると、続く左打者も外角低めに球を集めて空振り三振にきった。5番打者は初球で二ゴロに仕留めた。
この日、自身のインスタグラムで登板を振り返った藤浪。「マイナス×マイナス=プラス。中学1年で習う、世の理であります」に続けて、「『ほな、ノーコンがノーコン(濃紺)着たら打ち消し合うやんけ!』などとくだらないことを漠然と考えていた、AAでの3度目のリハビリ登板でした(野球ボールの絵文字)」とつづった。この日のユニホームは濃紺のものだった。
8球すべてがストライクだったことに「理に倣い、打ち消していった次第です(力こぶの絵文字)」と笑いを誘った右腕。「まぁその辺は冗談として、感覚的に良いのも事実ですし、内容的にも結果的にも良いリハビリ登板が続いているので、油断することなく進んで行ければと思います(走っている人の絵文字)」と状態の良さをうかがわせた。
藤浪は6月25日にルーキーリーグでリハビリ登板をスタート。同28日には1Aで2度目のマウンドにあがり、いずれも1イニングを無安打無失点に抑えてきている。「順調にいけば来週にはAAA」と3A昇格の可能性も伝えている。
07/03 16:29
スポーツ報知