大谷翔平「日本文化ナイター」でマルチ安打 右足つま先自打球もん絶でヒヤリも

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、7月初戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1打席目に二塁打、3打席目に中前安打を放って5試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 1日の休養を経て迎えた7月初戦のダイヤモンドバックスの先発はジョセフ・マンティプライ投手(33)。今季38試合目の登板だった左腕で、3人だけに投げる「オープナー」として起用された。大谷は試合前の時点で今季4打数無安打に抑え込まれていたが、7月初打席だった初回先頭の1打席目は、カウント1―1から内角のシンカーを逆方向にはじき返して左翼線への二塁打。T・ヘルナンデスの適時二塁打で先取点となるホームを踏んだ。

 1点をリードした3回先頭の2打席目は、2番手右腕・ネルソンと対戦し、4球目に自打球を右足つま先に当てて、思わずバットを投げ捨てるほど痛がって、絶叫が響き渡り、トレーナー、ロバーツ監督が駆け寄るほどだった。その後も打席に立ったが空振り三振。5回1死走者なしの3打席目は詰まりながらも中前に落としてこの試合2本目の安打をマークした。

 この日は「Japanese Heritage Night」(日本文化ナイター)として行われ、試合前から球場外では太鼓演奏などが行われ、始球式にもミュージシャンの「MIYAVI」が登場して捕手役の山本由伸投手(25)にノーバウンド投球を見せた。

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