フィリーズ・ボームが打点王争いトップ浮上 10号2ランでオズナを逆転 3位の大谷翔平とは6差

◆米大リーグ フィリーズ7―6マーリンズ(30日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズアレク・ボーム内野手(27)が30日(日本時間7月1日)、ナ・リーグ打点王争いでトップに浮上した。

 本拠地・マーリンズ戦に「3番・一塁」で先発出場。初回1死一塁で3年連続2ケタ本塁打となる10号逆転2ランをセンター左に打ち込んだ。打球速度106・8マイル(約171・9キロ)、飛距離427フィート(約130メートル)、打球角度19度とライナー性の当たりだった。この日は5打数2安打(1本塁打)2打点でチームの逆転勝利に貢献した。

 試合前の時点で66打点はリーグ2位だった。67打点で同1位だったマルセル・オズナ(ブレーブス)と競り合う中、この日のオズナは本拠地・パイレーツ戦で3打数1安打、0打点。68打点としたボームが逆転し、単独トップに立った。打率&本塁打で主要2冠に立ち、打点は同3位の大谷翔平ドジャース)は29日(同30日)終了時点で62打点。敵地・ジャイアンツ戦で打点を積み上げることはできるだろうか。

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