仙台育英学園秀光ボーイズ、初の準優勝 前大会初戦コールド負けから躍進

先発した伊藤聖は力ある速球を投げ込んだ

◆第55回日本少年野球選手権大会 東北中央支部予選 ▽決勝 宮城仙北ボーイズ3―1仙台育英学園秀光ボーイズ(6月15日・築館野球場)

 夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の東北中央支部予選の決勝が15日、築館野球場で行われ、宮城仙北ボーイズが仙台育英学園秀光ボーイズを下し2年連続7度目の出場を決めた。

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 仙台育英学園秀光ボーイズは、22年に軟式からボーイズに転向し最高の準優勝となった。

 高校コーチから2月に就任した齋夢海監督(27)は「ずっと暗闇の中を走っている感じでした」と話した。5月の関東大会予選は初戦コールド負け。個別面談やミーティングで意思統一した。

 先発の伊藤聖とリリーフの伊藤颯汰(ともに3年)のダブル右腕の好投などで勝ち上がった。亀谷惺真主将(3年)は「全員でカバーできた」と笑顔。伊藤聖は「初めていい結果を残すことができて、指導者に感謝したい」と話した。

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