右肩痛のメッツ・千賀滉大が来週中にも実戦復帰へ…米報道 「まだエキサイトできない」と慎重姿勢

◆米大リーグ メッツ―ヤンキース(25日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 右肩痛のため60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツ千賀滉大投手(31)が、早ければ来週中にも実戦復帰する可能性があると25日(日本時間26日)、地元テレビ局「SNY」が報じた。

 今月23日(同24日)には米フロリダ州の球団施設で実戦形式の打撃練習に登板し、22球を投じていたが、同局によると、27日(同28日)には本拠地で再び実戦形式のマウンドに上がる予定だという。順調にいけば次のステップはリハビリ登板となるが「メカニックも肉体的なことも、どちらも復帰するためには必要なこと」と慎重。「(今後のことは)体の調子次第だと思う。(リハビリ登板が)5~6試合は多いし、もっと早く(メジャーの試合に)出たいけど、もし調子が良ければ状況は変わるかもしれない。それは僕には決められない」とした。「もうちょっと近づいてほしい、メジャー復帰に。じゃないとまだエキサイトはできない」と話した。

 2月のキャンプ中に右肩の張りを訴えた千賀。5月24日(同25日)にはMRI検査で新たに右上腕三頭筋の炎症が判明し、炎症を抑えるコルチゾン注射を受けるなど復帰時期が当初の予定より大幅に遅れていた。渡米1年目の昨季12勝(7敗)、202奪三振をマークしたエースの復帰はオールスター明けとなる見込みとなっている。

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