【大学野球】中大・石田裕太郎が1年ぶり白星「自信になる」…前日にプロ志望届提出

中大の先発・石田裕太郎

◆東都大学野球秋季リーグ戦 第2週第2日 ▽中大6―0亜大(19日・神宮)

 中大の先発右腕・石田裕太郎(4年=静清)が7回1/3を7安打無失点の好投で勝利を呼び込んだ。初戦で敗れた亜大に快勝し、勝ち点獲得に望みをつないだ。

 石田は亜大打線に7安打を浴びるも要所を抑え無失点。8回に連打を許した場面で惜しくも降板したが、2番手・岩本大地(4年=石岡一)が後続を抑え、完封リレーで亜大に雪辱した。

 「完封を狙っていたので最後まで投げられず悔いもある。それでもゲームを作ることができたのは自信になる」と昨秋以来、約1年ぶりの勝利をかみしめた。

 清水達也監督(59)は「ずっといいピッチングをしていた。やっと白星がついたので今後さらに期待できる」と石田の力投をたたえた。

 石田は前日にプロ志望届を提出しており、「試合に集中することだけ。いい結果が出せれば、つながると思うのであまり考えないようにしている」と話した。

ジャンルで探す