大洋の主砲・ポンセ氏が報知新聞社に来社「この3人はメジャーでも通用した」当時の巨人の選手とは

取材のため、報知新聞社を訪れた元大洋のカルロス・ポンセさん(カメラ・橋口 真)

 大洋(現DeNA)の主力打者として活躍したカルロス・ポンセ氏(64)が19日、東京・墨田区の報知新聞社へ来社。日本プロ野球界で活躍した80年代後半の思い出を披露した。

 87年からは2年連続で打点王に輝き、88年には33発で本塁打王のタイトルも獲得。強打者がひしめき合う当時のセ・リーグでも、勝負強さは際立った。

 当時の巨人に思いを致し、「打者では原(辰徳)、吉村(禎章)、投手では槙原が優れたプレーヤーだった。槙原のスプリットには苦しめられたね」と回想。「この3人は当時のメジャーリーグでも通用したと思う。原や吉村は5番、6番を打てただろうし、槙原は投球スタイルもメジャースタイルだった」と明かした。

 現在は米フロリダに在住。今回の来日でもファンミーティングやトークショーで、当時そのバットに胸を熱くした人々とふれあう。「今後も野球教室などで子供たちの役に立てたらうれしいね」とポンセ氏。スーパーマリオに似たトレードマークの口ひげは、あの頃のままだ。

 来社インタビューの模様は後日、スポーツ報知の公式YouTube「報知プロ野球チャンネル」で公開される。

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