【WBC】ベネズエラが米国追い詰めるも準々決勝敗退 ドミニカ共和国、プエルトリコに続く強豪撃破ならず
◆WBC2023 ▽準々決勝 ベネズエラ7―9米国(18日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)
1次ラウンド(R)D組を4勝0敗で首位通過したベネズエラが、米国に逆転負けを喫して準々決勝敗退が決まった。1次Rでドミニカ共和国、プエルトリコと強豪を破って勢いに乗るベネズエラだったが、準決勝進出はならなかった。
初回にいきなり先発のM・ペレス(レンジャーズ)が先頭から5者連続安打を浴びて3失点。1アウトを奪っただけでKOとなった。それでも1回裏にアラエス(マーリンズ)が2ラン。4、5回に1点ずつを失って再びリードを3点に広げられたが、5回にS・ペレスの適時二塁打などで4点を奪って一気に逆転した。
7回にはアラエスのこの試合2発目となるソロでリードを2点に広げ、準決勝進出も見えてきていたが、8回に無死満塁のピンチを迎えるとターナー(フィリーズ)に逆転の満塁本塁打を被弾。2点を追う8回は、先頭のアクーニャ(ブレーブス)が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁したが、後続が倒れて無得点に終わった。
9回も3者凡退で終えてゲームセット。ハイタッチで喜ぶ米国ナインを見つめながら、ベネズエラの数選手がベンチに座ったままぼう然としていた。
03/19 12:01
スポーツ報知