NPB、2024年の開幕までに新規2球団追加 課題山積みも発展への第一歩…担当記者の目

都内で開かれたオーナー会議(C)NPB/BBM2022

 プロ野球12球団のオーナー会議が24日、都内で開かれ、ファームリーグ拡大構想が承認された。12球団の本拠地以外の地域で2軍のみの新球団を公募し、早ければ24年の開幕までに最大2球団を追加する方針となった。イースタン、ウエスタンで最大計14球団となる。

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 24年春までは約1年半。長いようで短い。球場は既存のものを改修すれば使用は可能。それでも室内練習場、選手寮の設置などを考えると容易ではない。また、ドラフトに参加できないため、選手は戦力外組や独立リーグからも集めることになりそうだ。監督、コーチや編成担当らを含め人材確保も重要。山口議長も「どうやって選手を確保するのかは困難は伴うけど、挑戦をしていただく。具体的なあり方を詰めていく」と説明した。

 10月には独立リーグの「福井」が経営難で活動終了。独立とプロは違うとはいえ、参加する企業にとって観客数など「採算」という問題が出てくる可能性もある。それでもプロを志す、野球を続けたい若者のチャンスは必ず増える。ソフトバンク・王会長が20年に「できるなら16球団」と言及するなど、1軍の拡張を求める声も多い。2軍新球団創設もその流れといえる。野球界発展への第一歩としたい。(NPB担当・岸 慎也)

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