静岡県勢、2022年のドラフト注目選手…常葉大菊川高・安西叶翔は最速147キロ、右サイドスロー

室内ブルペンで投げ込む常葉大菊川・安西

 今年も静岡県内からプロ野球を目指す若武者がいる。高校生では常葉大菊川の最速147キロ右腕・安西叶翔(2年)が評価を上げている。大学生では侍ジャパン大学代表候補にもなっている明大・村松開人内野手(3年)に注目だ。静岡高OBでは初めて明大の主将に就任。19年春以来のリーグ(東京六大学)優勝とプロ入りのダブル達成に挑む。

 いよいよ勝負の一年が始まる。常葉大菊川・安西は「評価をいただいて、チャンスがあるなら(プロに)行きたい」ときっぱり。昨秋から複数球団が試合や練習を視察しており、同校では桑原樹(14年広島5位)以来となるドラフト指名へ期待が高まっている。

 背番号10でスタートした昨秋は地区予選初戦で浜松工に3―6。以後、スリークオーターからサイドへの転向を決め、ネットスローなどで地道にフォームを固めてきた。「腕が振りやすくなった」と駿河総合との練習試合で7回1安打無失点、2ケタ奪三振をマークするなど急成長。140キロに満たなかった球速は147キロまで上がり、新球のチェンジアップもマスターした。

 今春以降に向け準備は万端だ。「もう秋のような思いはしたくないからこそ、必死です。球速を追うことよりもチームを勝たせる投手になっていきたい」。横手から繰り出す剛球でプロへの可能性をたぐり寄せる。

 ◆安西 叶翔(あんざい・かなと)2004年11月13日、京都市生まれ。17歳。小学1年時に北白川ベアーズで野球を始め、中学時代は京都ベアーズでプレー。186センチ、89キロ。右投右打。

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