【楽天】ドラフト4位、泰勝利、プレーで宇宙人化へ「人間離れしたボールを投げて驚かしたい」

短距離走でタイムを計測する楽天のドラフト4位・泰

 楽天に新たなキャラが誕生か!? ドラフト4位・泰(たい)勝利投手(18)=神村学園高=が14日、“宇宙人級”の活躍を宣言した。球界の「宇宙人」と言えば、巨人・井納や阪神・糸井、日本ハムのビッグボス・新庄監督らの名前が挙がるが、自身も「高校の時に宇宙人と呼ばれていた」と衝撃の告白。「人間離れしたボールを投げて驚かしたい」と豪語し、歴代の先輩たちに負けない活躍を約束した。

 楽天ルーキーズのなかで、ドラ4・泰が“異彩”を放っている。仙台市内の2軍施設で行われている新人合同自主トレは第2クール初日を迎えた。ゴロ捕球や遠投など約2時間汗を流した左腕。練習後の取材では指名あいさつ時に発言した「宇宙人と呼ばれたい」というコメントについて真意を問う質問が飛んだ。

 これまで球界では巨人・井納、阪神・糸井、日本ハム・新庄監督などバラエティーに富んだ人物が称されてきた愛称。泰自身も高校時代から天然キャラの一面があったようで、周囲から「宇宙人と呼ばれていました」と明かした。実際に同期入団の選手たちも感じているものがあるそうで、ドラフト2位の安田悠馬捕手(21)=愛知大=が「新人はみんなおもしろいんですけど、泰はヤバイっす。会話ができなくて(笑い)。発言がホンマに宇宙人」と証言する。

 泰自身は「そう思われているだけです」と苦笑いでやんわり否定。首をかしげて納得がいっていないようだったが、「父がだいぶ厳しい人だったので、ホームシックにならない。(怒られるので)あまり(奄美大島の実家に)帰りたいとは思わない。逆に(寮に)残りたい」「漢字を書くのも読むのも苦手です」「テレビを見ないので芸能人もよく知らない」と珍コメントを連発。自分が知っている一番の有名人を問われると、「う~ん」と数秒間考え込んだ上で「新垣結衣です[ハート]」と、そこだけは18歳らしい返答で周囲を笑わせた。

 ただ、泰はあくまで奇想天外な行動や発言ではなく、プレーで注目を浴びたい意向で「人間離れしたボールを投げて(ファンを)驚かしたい」と新たな宇宙人像(?)を思い描いた。172センチから最速150キロの速球を繰り出す魅惑のサウスポー。既に愛されキャラの雰囲気が漂っている。

(長井 毅)

◆泰 勝利(たい・かつとし)2003年11月11日、鹿児島・奄美大島生まれ。18歳。小学4年から野球を始め、阿木名中では野球部員が1人だけだった。神村学園では3年夏の鹿児島県大会4強。高校最後の試合となった準決勝で自己最速の150キロを記録した。172センチ、83キロ。左投右打。

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