【日本S】オリックス・ジョーンズ背番号10に込められた思い

9回無死、代打・ジョーンズが左越えに勝ち越しソロ本塁打を放ち生還、ナインと喜び合う(カメラ・竜田 卓)

◆SMBC日本シリーズ2021 第5戦 ヤクルト5―6オリックス(25日・東京ドーム)

 「SMBC 日本シリーズ2021」第5戦が東京Dで行われ、オリックスがヤクルトとの熱戦を制して2勝3敗とした。8回に山田の3ランで追いつかれたが、9回に代打・ジョーンズが決勝ソロを放った。第6、7戦は、オリックスが1996年に日本一を決めた“聖地”ほっと神戸が舞台。エース・山本が先発する第6戦で逆王手に挑む。

 ジョーンズがオリオールズ時代からこだわる背番号10には、ブレーブスで活躍したチッパー・ジョーンズへのリスペクトが込められている。通算468本塁打、2726安打を放って殿堂入りし、チームの永久欠番にもなった大スターだ。

 「95年(10歳)かな。おじに連れられて野球を見に行ったとき、ジョーンズという名前が一緒で、写真を撮ってもらい、それから野球をするなら10番という感じになったんだ」と少年時代を回顧する。後に同じメジャーリーガーとなり、再会。その時にかけられた言葉を今も胸に刻んでいる。「ベストのチームメートであれ。最高のチームメートであれ」。海を渡った異国の地でも確かに実践している。(宮崎 尚行)

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