10都道府県に緊急事態宣言 6月20日まで

【巨人】岡本和真が解き放たれた!「すごく安心感がある」坂本主将おかえり特大弾

8回1死三塁、中越え2ラン本塁打を放ちナインとハイタッチをする岡本和真(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ1―5巨人(11日・ZOZOマリン)

 これぞスラッガーという一発だった。岡本和の特大アーチが、右中間最深部の上段席へ飛び込んだ。1点リードの8回、無死二塁から亀井が犠打を決め、1死三塁。大嶺の2球目を完璧にとらえた。「打ったのはフォーク。亀さんがしっかりと送ってくれたので、『なんとか1点!』と思っていました。それがホームランになってくれてよかった」。トドメの17号2ランで51打点とし、セ・リーグ一番乗りで50打点を突破した。

 キャプテンの戦列復帰が、少なからず好影響をもたらしたはずだ。右手母指末節骨骨折で離脱していた坂本が、およそ1か月ぶりに帰ってきた。主将不在の間は、「打てなかったり、負けたりしていると、余計に責任がね。(早期復帰への)焦りにもなっちゃう」と坂本の胸中を推し量って奮闘していたものの、負担は小さくなかっただろう。

 交流戦中盤には22打席連続無安打と快音が止まり、それに合わせるようにチームも白星から遠ざかった。梶谷も負傷離脱中で、丸は打撃不振のため2軍で調整している。そんな状況下、頼れる大黒柱の帰還で肩の荷が軽くならないはずがない。「坂本さんが帰ってきたら相手バッテリーも嫌だと思うし、僕らもすごく安心感がある」。まるで解き放たれたような、とてつもない飛距離の一発だった。

 原監督は「5打席に1回くらいはああいう打撃をしてくれないか?って試合中にお願いしたんだけど」とベンチでのやり取りを明かしつつ、さらなる奮起を求めた。主砲も「当たり前のことや、できることは全力でやろうと。そこは続けていきたい」と背筋を伸ばした。“主将代行”としてチームを背負って戦ったこの1か月間によって、若き4番はさらにたくましくなったに違いない。(尾形 圭亮)

ジャンルで探す