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阪神・マルテ 逆転V弾!自己最多タイ12号 交流戦優勝の可能性残った!

 6回、逆転2ランを放ったマルテは“ラパンパラ”ポーズで大はしゃぎ

 6回、逆転2ランを放ったマルテは“ラパンパラ”ポーズで大はしゃぎ (C)デイリースポーツ

 「楽天2-3阪神」(11日、楽天生命パーク宮城)

 “プレ日本シリーズ”で先勝や-。阪神はジェフリー・マルテ内野手(29)の12号逆転2ランで4連勝。渾身(こんしん)のラパンパラが杜(もり)の都に轟き、交流戦Vの可能性を残して5割以上を確定させた。難敵・涌井を攻略し、パ・リーグ首位チームを押し切って貯金を今季最多の18とした猛虎。さぁ、きょうはマー君も撃つで!

 圧巻の弾道が杜の都に舞い上がった。白球の行方を確信し、一塁ベンチから拳を突き上げるナイン。マルテの12号2ランは、セ・リーグ首位チームの貫禄を見せつけ、4連勝へ導く一撃だ。

 「1打席目があんまりいい感じじゃなかったので、しっかり修正していかなきゃな、という中でいい打席が送れて本当にうれしい」

 1点を追う六回だった。1死三塁の絶好機で打席へ。2打席連続三振に仕留められていた涌井の初球、真ん中付近に甘く入ってきたスライダーを完璧に捉えた。強烈な打球は、瞬く間に左翼席の中段に到達。豪快な衝撃音とともに、1球で試合をひっくり返した。

 4試合ぶりの一発は自己最多タイとなる12号。「いいラパンパラができるタイミングだったので、そういう意味ではみなさんと共有できてうれしいね」と、悠々とダイヤモンドを回り、一塁ベンチ前では仲間と一緒に決めポーズのラパンパラを披露した。

 3番打者として打線のつなぎ役を務めるだけでなく、ここ6試合で7打点と勝負強さも光るマルテ。交流戦序盤9試合は、34打数4安打、打率・118と絶不調に陥った。それでもマジメな助っ人は練習で復調の糸口を探り、課題消化と相手の研究を怠らなかった。

 すべてはチームが勝つために-。「自分のいい状態が来てから、チームもしっかり勝っている」。来日3年目、虎のヘアバンドを巻いて戦う助っ人は、猛虎の一員としてチームの雰囲気を高めるための行動も惜しまない。

 この日のヒーローインタビューでは、自ら「3、2、1イヤー」と音頭を取り、ラパンパラで敵地を虎党との一体感で埋め尽くした。楽天とのセ・パ首位対決を制し、交流戦の勝率5割以上が確定。貯金は今季最多、2008年以来13年ぶりとなる「18」まで積み上げた。

 可能性はわずかながら交流戦の優勝戦線にも踏みとどまった猛虎軍団。残り2試合、マー君&早川と難敵が待ち受ける。それでも頂点に立つ可能性があるなら突き進むしかない。頼もしい助っ人砲のフルスイングで、その勢いを加速させる。

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