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ヤクルト・村上 12球団本拠地制覇弾!決勝19号、4番の一振りで試合決めた!

 2回に先制19号ソロを放ち、ナインに迎えられるヤクルト・村上

 2回に先制19号ソロを放ち、ナインに迎えられるヤクルト・村上 (C)デイリースポーツ

 「ソフトバンク0-1ヤクルト」(11日、ペイペイドーム)

 幼い頃に見た景色の中に、ヤクルト・村上は立った。敵地に奏でた衝撃音。甘い球は決して見逃さない。衝撃の19号は“12球団本拠地制覇弾”だ。「思い切っていきました」。手に残る感触、目に映った仲間の喜ぶ姿。笑顔がはじけた。

 4番が一振りで試合を決めた。二回だ。カウント3-1からの5球目、真ん中に入った直球をフルスイングで捉えた。大きな当たりは右翼席へと一直線。「ベンチでどの球がきているとか、情報を共有しながらやっています」と一致団結で放った一打となった。

 敵地は、思い出の場所でもある。熊本県出身。幼い頃、初めてプロ野球を観戦したのが、ペイペイドームだった。夢焦がれ、憧れを抱いたプロの世界。感動は今でも胸に焼き付いており、村上は「スタンドで見る方がいいですね」と笑った。

 故郷の風が、さらなる飛躍へと押す。「石川さんに先制点を、と思っていたのでうれしいです」。勝利のために-と、打ち続けたアーチで12球団すべての本拠地を制覇した。4年間で紡いだ84本塁打の物語。まだ、これからも続いていく。

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